スウェーデン留学記〜日々雑感

スウェーデンに点在する大小さまざまな島々の中で、有名な島のひとつにGotlandがあります。ここは12〜15世紀のバイキング時代に商取引の中心地として栄え、ハンザ同盟の貿易港としてヨーロッパ各地を結ぶ中継地だったそうで、ストックホルムの南に位置し、飛行機もしくは高速船で訪れます。夏ともなれば、大挙して休暇を過ごす場所の一つとして有名です。
島内の交通機関はバス、車と自転車で、特にこの時期は島中にサイクリングのツーリストが群れをなして壮観でした。
町のたたずまいは確かに中世の色濃く、町のいたるところに廃墟となった教会や建造物跡があり、中世の衣装を着て住民の中世の生活様式を紹介したり、夕方にはオペラや中世の馬術など様々なイベントが催されます。別に店に入って買い物をすることもなく、ただただ、夏の日差しを浴びながら、何もせずひたすら街並み散策というのも結構楽しいものだと思わせるGotlandでした。